へちまカラー
へちまカラーとは、カラーに切れ込みの入らない、丸みを帯びた細長い衿のこと。

へちまカラーは、別名「ショール・カラ―」ともいい、首のまわりから胸元にかけて切れ込みがなく、緩やかにのびた衿全体が丸みを帯びているものを指す。これに対し、カラーに切れ込みがあり、深いVゾーンの衿を「テーラード・カラー」と呼ぶ。名前に「紳士服の仕立て屋」という由来を持つだけあって、コートやジャケットに多く用いられて男性的な印象を持つテーラード・カラーに対し、ゆったりとしたデザインのへちまカラーは、女性的なやわらかい雰囲気を持つ衿の代表と言えるだろう。こちらもコートやジャケットのデザインに用いられることが多いようだ。名前の由来はその形容が似ていることから、植物のへちまから来ていると考えられる。


ヘビーローテーション
ヘビーローテーションとは、短期間に同じ行動をくり返すこと。ファッションでは、頻繁に同じアイテムを使うことをいう。

ヘビーローテーションは、もともと音楽用語。語源は、「何度も皿を回す」で、放送局が1日に何度も売れている局を流したり、リスナーがお気に入りの曲を聴き続ける様子をいう。転じて、服やバッグ、ベルトなど、同じものをよく使っているときに使う。お気に入り、使いやすいといった意味で使うことも多い。ヘビーローテーションになるアイテムの条件は、傷みにくいこと、手入れしやすいこと、デザインがシンプルなことなど。「いつも同じ物を着ている」と言われないためには、コーディネートのしやすさも、大きなポイントになる。ショップでは近年、ヘビーローテーションできることを、セールスポイントに挙げることが多くなった。


ヘンリーネック
ヘンリーネックとは、丸首のTシャツやセーターの正面に、胸あたりまでの開きがあるデザインのこと。

ヘンリーネックは丸首をアレンジした形で、前正面に胸あたりまでのあきを作り、ボタンで留めたり紐で結んだりできる首まわりのデザインを指す。その名前は、イギリスのヘンリーという地で開催される、ボートレースに出場する選手たちが身につけていたシャツの形に由来するようだ。ちなみに、テムズ川の上流のヘンリー・オン・テムズで開催される「ヘンリー・ロイヤル・レガッタ」は、夏場の社交シーズンのハイライトでもあり、世界的に有名なボートレースのひとつだとか。レガッタは本場・イギリスでは歴史があるスポーツだが、日本での知名度はまだ低い。徐々に人気が出始めているスポーツのようだ。


ベスト
ベストとは、袖なしで体にピッタリとフィットする短いカーディガンのようなもの。18世紀には、すでに登場していたアイテム。

ベストは、スーツの中着としてジャケットの下に着る他、単独で用いることも多く、デザイン、素材、色の全てにおいてバラエティーに富んでいる。日本ではチョッキと呼ぶ。これは直着(ちょくぎ)が由来という節がある。フランスでは、ベスト(Veste)というと、ジャケットを指すことが多く、一般的にチョッキはジレ。またイギリスでは、ウエストコート。これを初めて着たのは、英国のチャールズ2世と言われている。1666年10月7日に、コートとベスト、半ズボンという現代の男性のスーツの原型となるスタイルで、「余は、本日より衣服を改める」と衣服改革宣言をした。ただし記録によれば、このときのベストは、膝まで届くほど丈が長かった。


ベルベット
ベルベットとはパイル織物(=添毛織物)の一種で、布地表面に短い羽毛を織り出したものをさす。

ベルベットは、表面に羽毛が織り出されて光沢があり、柔らかで上品な手触りが特長の布地である。一般的には「ビロード」「天鵞絨(てんがじゅう)」「ベルベティーン」と呼ばれることもあり、その名称はポルトガル語かスペイン語が語源だといわれる。縦横1本ずつ交差させる平織か、2本おきに交差させる綾織が通常で、縦横どちらか一方、あるいは両方ともに羽毛(=パイル)を作る糸を用いる。綿を素材にした場合「綿ビロード」といい「別珍(べっちん)」という名でも親しまれ、「コール天」もその仲間である。いずれも、品のある光沢が好まれてドレス、スーツ、コート、装飾品、帽子など、幅広く使われている。着物のコートにも好まれる。


ベレー帽
ベレー帽とは、丸くて平らな縁なし帽子の総称である。フランス、スペインの国境近くのバスク地方が発祥といわれる。

ベレー帽はウールやフェルト製の柔らかな丸型帽子の総称で、その原型は、天井中央の小さな突起がポイントになっており、帽子のサイズは小さめなのが特長。バスク地方の僧侶がかぶっていた角帽を農民が真似たことで一般に普及したとされる。親しみをこめて「バスク・ベレー」と呼ぶこともある。フランスでは、学生、芸術家、旅行家、教授、あるいはタクシー運転手、小さな子供、女性、社会のすみずみで愛用され、世界中に広がった。原型のニュアンスを残しつつも、デザインバリエーションはさまざまである。


ベロア
ベロアとは、表面にビロードのような毛羽のある、なめらかな光沢を持つ織物のこと。

ベロアは、その光沢、柔らかさ、なめらかさの特長から、「ベルベット」(=ビロード)と混同されることが多い。素材は毛、絹に限らず、綿やレーヨン、アセテートなども多く用いられている。本来は、糸自体が羽毛を持って表面に織り出された「ベルベット」(=ビロード)と、織物になった布地を起毛させて、より毛羽を強調したビロード風布地の2種類がある。厳密にいうと、ベロアは製織後に起毛させる後者の手法にあたる。その元来の意味に由来して「ベロア仕上げ」といえば、毛織物の両面を毛羽立てた布地加工を意味する。「フランネル」も、このベロア加工された布地の一種にあたる。


ペールトーン
ペールトーンとは、薄い調子の色のこと。ファッションでは薄いというより、浅い調子の色といったニュアンスが強い。淡色。

ペールトーンは、ペールが薄いという意味。トーンが明暗、濃淡、鮮やかさなど色の調子を意味し、明度(色の明るさ)が高く、彩度(色の鮮やかさ)が低い色をさす。深くて濃いディープ・カラーに対して、浅くて淡いペール・カラーという比較ができる。ペールトーンのイメージとしては、ロマンテッィク、フェミニン、愛らしさ、甘美、夢のある雰囲気、軽い、柔らかい、優しいなどがある。特に春のファッションの色として、スプリングコートをはじめとしたアイテムに用いられることが多い。トレンドは透明感のあるペールトーンや、浅いライトトーンが中心の、繊細でプリティなカラーグループだ。


ペイズリー柄
ペイズリー柄とは、スコットランド南西部の都市の名「ペイズリー」で織物に織り出された複雑で特有な植物模様のことをいう。

ペイズリー柄は、松かさやパーム(やしの葉)、糸杉、マンゴー、生命の樹などを図案化した模様のこと。勾玉の柄行に見えることから、日本では勾玉模様とも呼ばれる。さかのぼること19世紀、インドからスコットランドに持ち帰ったカシュミールを真似て織った毛織物が起源といわれる。元来はペルシア(現在のイラン)近辺を発祥とする模様が織り出されていたものと考えられ、スコットランドに渡って普及された。複雑な植物模様を織り出すのは高度な技術を要するので、現在では織柄としてよりもプリント柄として多く流布している。そのオリエンタルな雰囲気の模様は、シックでおしゃれな演出に欠かせない。


ペチコート
ペチコートとは婦人用アンダースカートのことで、スカート丈よりやや短め、ウエスト下部分のスリップのような下着。

ペチコートは、別名をハーフスリップという。素材は、綿、人絹、ナイロン、サテン、タフタなど。下着のラインがスカートに響かないよう、また摩擦を軽減するため、下着と上着のあいだに着るインナー。16世紀のヨーロッパ、装飾的な女性の服装の下着は、上半身はコルセット、下半身はペティコートは欠かせないアイテムだったが、服飾デザインの劇的な変化によってペティコートも廃れ、第一次大戦前後からスリップがスカートの下着の主流になった。時をへて新たなモードの流れ、マキシ丈のフレアスカートの流行によってペティコートが再び見直され、スリップと共存。ペティコートドレスというスタイルもあるほどで、見せる下着のさきがけといえる。


ペンシルストライプ
ペンシルストライプとは文字通り、鉛筆で引いたような細い線で描かれた縞模様のこと。

ペンシルストライプは鉛筆で線を引いたような太さの縞模様で、ピンストライプより太く、チョークストライプより細い。ピンストライプよりもカジュアル感が強く、色合いもより濃くバリエーションが広い。ピンストライプの用語ほど普及率は高くないが、カジュアルシャツに多く取り入れられているといえる。レギュラーカラーをはじめ、ボタンダウンシャツやスタンドカラーなど、幅広いシャツアイテムに使われる。カジュアル度の高さで、男女の若年層にもっとも人気がある。ジャケットにも合いやすく、カッチリしすぎないところが受けているようだ。



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