ファッション・ディレクター
ファッション・ディレクターとは、ファッションの監督、管理者、指揮者。ファッションに関するあらゆることを手がけるエキスパート。

ファッション・ディレクターは、メーカーや百貨店の担当者として、ファッションに関するマーケティング、今後のファッション予測、ディレクションやプランニング、商品化プラン、販売や宣伝活動など、トータルに手がける担当者。ファッション・イベントの企画演出、業界セミナーなども手がけるファッション・コーディネーターより、プランニングや営業に関わる機会が多く、仕事の幅も責任も大きい。専門知識やトレンド、社会事情、経済やカルチャーなど、幅広い知識と人脈が必要な専門職。メーカーや百貨店にとって、ファッション・ディレクターは、売上や企業イメージを左右する貴重な存在。大きな裁量権を与えられる場合が多い。


ファッションプレス
ファッションプレスとは、ファッション関連の情報を報道する機関のことで、テレビ、ラジオ、雑誌、新聞といったメディアをさす。

ファッションプレスは、ファッションのことを取材したり発信したりする、報道陣の総称。プレス(press)は、べつの意味で新聞をさす場合もあり、もともとは印刷系の報道機関を呼んでいたが、今ではテレビ、ラジオも含めたマスコミ関係者のことをいう。世界の4大コレクションやファッションニュースをつねにチェックして、流行にも敏感、ファッションの基礎知識もあり、人脈も豊かなプレスというのが理想像で、誰もが目指すタイプである。コレクションには、まず初日に招待され、ファッション業界からも、生活者からも、その情報発信が待たれている。


フィッシャーマンズセーター
フィッシャーマンズセーターとは、北欧やイギリス北部の漁師が着ていた防寒用の手編みセーターのこと。またそれを真似たもの。

フィッシャーマンズセーターは、文字通り漁師が着ていたセーターである。防水性を維持するため羊毛の脂肪分を抜かず、防寒性を高めるため太い毛糸で粗いゲージで編まれている。脂肪分を抜かない糸を使っているのでオイルド・セーターと呼ばれるが、現在では、デザインを真似たセーターを総称している。羊毛本来の生成りのまま、凝った編柄、あふれる野趣で冬の定番アイテム化。漁師の地域によって編柄に特長があり、雪の結晶やモミの木などが編まれたのは、北欧スカンジナビア地方の「ノルディック・セーター」、総ジャカード編はスコットランド北のフェア島を発祥にする「フェア・アイル・セーター」、ジグザグ編、ケーブル編が特長の「アラン・セーター」はアイルランド西方アラン諸島が発祥。


フィッティング
フィッティングとは、試着や仮縫いのこと。服や靴、下着などを美しく、健康的に身につけるために、とても重要なもの。

フィッティングは、商品のサイズや機能、デザインなどが自分に合うかを確認する試着。またはオーダーメイドの際の仮縫い。フィッティングルームは、ショップ内などにある試着室を指すことが多い。昔、フィッティングといえば、圧倒的に洋服。しかし今は、ファッション性だけでなく、体にいいものを選びたいとフィッティングに興味を示すユーザーが増えている。とくにシューフィッターによる靴のフィッティングがポピュラーになってきた。また身につけ方や着方の意味で使う場合もあり、たとえばファンデーション(体型の補正を目的にしたインナーウエア)は、正しく着ないと効果を発揮できないと、重要視されている。


フェイクファー
フェイクファーとは、模造毛皮のこと。イミテーションファー、シンセティックファー、ファー・ライク・ファブリックとも呼ばれる。フェイクはニセモノ、ごまかしという意味。

フェイクファーは、毛皮を真似て作った織物のこと。素材は羊毛、モヘア、絹、化繊などを用い、けば織かフラシ天構造で織り上げる。染色は毛皮の地色に限りなく近く、ほぼ忠実な再現によってフェイクがリアルに近づいていく。フェイクはニセモノ、ごまかしという意味だが、手触り、風合い、持ち味がリアルファーさながらである。リアルよりも安価というだけでなく、環境問題への意識の違いから、リアルでなくフェイクを選択する人もいる。また手入れもリアルファーよりも手軽で、丈夫、多様なデザインや縫製にも対応が幅広いという特長は見逃せない。


フォークロア
フォークロアとは、民俗風習、部族の衣装の特徴を用いたファッション。または、そこからヒントを得て生み出したスタイルをいう。

フォークロアは、世界の民俗の影響を受けた(フォーク・インフルエンス)ファッション。ちなみに音楽のフォークも、民俗・民族音楽から誕生した。1960年代から注目を浴びたスタイルで、それ以降、周期的に世界中でブームを呼んでいる。映画や有名人の影響もあり、2004年から再び脚光を集めている。エスニックとほぼ同意語。ただ多少、洗練されたニュアンスがあり、アジアやアフリカというよりも、南米や北欧のイメージが強め。コーディネートは、全身をフォークロア調にするより、一部にエッセンスを加えるのが主流。とくにアクセサリーは重要で、レースや羽根、ビーズを使ったものや、手作りの温かみのあるものが多用されている。


フォーマル
フォーマルとは、正式、本式など、改まった意味。ファッションでは、もっとも格式のある礼服の総称として使うことが多い。

フォーマルは、フォーマル・ウエアの略。セレモニーや特別なパーティなどで着る。正式な礼服で、正礼装(モースト・フォーマル・ウエア)、準礼装(セミフォーマル)、略礼装(インフォーマル・ウエア)に分けられる。また昼間の礼装、夜の礼装という分け方もある。男性はモーニング、女性はアフタヌーンドレスやイブニングドレスが代表的。フォーマル・ウエアに合わせるフォーマル・シューズは、エナメル素材が多い。女性はネックレスとイヤリングをつけると、より正式な雰囲気に。やや控えめなデザインにするの上品にまとめるポイント。材質に迷ったら、真珠を選ぶと失敗しない。男性は、ネクタイやチーフでアクセントをつけるのが王道。


フォーマルミックス
フォーマルミックスとは、基本をフォーマルに置きながらもカジュアル感を取り入れたスタイルのこと。

フォーマルミックスは、まだ定義の明確でない用語だが、その発祥は、結婚式への参列者のファッションの多様化からきたものと思われる。正装、あるいは盛装の場としてもっとも機会の多い結婚式への参列。主役たちの装いが多様化し、女性たちは相変わらずおしゃれを楽しんでいるが、若干、とり残され気味のメンズが奮起した。デザイン、シルエット、仕立、すべてフォーマル仕様でありながら、素材を麻や綿にしてドレスダウンさせる。しかし、あくまでもフォーマルからは離れずにカジュアルテイストを取り入れるのが肝である。ドレスダウンと呼ばず、フォーマルミックスと呼ぶのは、近頃の「ミックス」という語彙への注目が高いこともあげられ、フォーマルミックスは今のところ、メンズユースで使われる用語である。


フラノ
フラノとはフランネルの一種で、やや厚手で洋服地に用いることができるほど、しっかりした布地のことをいう。

フラノは起毛や毛羽を織り込んだ布地で、フランネルの一種だが、やわらかい手触りを残しつつ、しっかりした厚手に織り上げている。スーツやズボン、スカートなど、スポーティなイメージのアウター生地として用いられている。一見、フェルトのような風合いがあり、軽くて暖かいので冬の定番素材になっている。またブーツの素材としても活用され、とくに「フラノブーツ」という名前もあるほど。柄は霜降、縞模様の織柄がメインだが、後染で無地や織柄風の模様に染める場合も多くなった。無地のフラノは、とくに「色フラノ」と呼ばれる。


フランネル
フランネルとは、軽くて柔らかい毛織物のこと。縦横1本ずつ交差させる平織や、2本おきに交差させる綾織でできている。

フランネルは、たんに「ネル」とだけ呼ばれる場合もある。生地の表面が起毛されているので暖かく、冬用のシャツやパジャマに重宝される。素材がウールでなく、コットンを使った場合「コットン・フランネル」「綿ネル」と呼ばれ、無地はもちろん、格子柄、縞模様、霜降、花柄など、さまざまなプリントを施した布地に人気がある。丈夫であたたかみがあるので下着類、パジャマ地、ベビー服、キッズ用といったぐあいに幅広い用途を誇る。スーツ、ズボン、スカートなどの布地として用いられる場合は、やや厚手になり「フラノ」と呼ぶこともある。ウールの着物には、このネル地がよく使わ


フリース
フリースとは、両面を起毛させた素材のこと。最近では合成繊維を両面起毛させた状態のものもさす。

フリースは、本来は1頭の羊から刈り取ったままの、1枚の形になっている状態の羊毛のことをいう。羊毛フリースでは、バタゴニアの「シンチラ」が有名だ。今では、表面を起毛して織り目が見えないくらい毛羽で密に覆われた生地全般をさし、ポリエステル使いが多い。ペットボトルをリサイクルした繊維から作ったフリースも増えている。極細のポリエステル繊維のフリースは、軽さ、肌触りのよさに加え、保湿性があり、乾くのも早い。よって、スキーや山登りなどのアウトドア・スポーツ用の素材として定評がある。最近では、フリース素材で作ったタウン用のトレーナーやジャンパーをフリースと呼んでいる。


フリル
フリルとは、共布を使った袖口や裾、衿元などの飾りのこと。またはレースでヒダを作り、縫いつけた縁飾りをいう。
フリルは、縁飾り、ヒダべり、ヒダ飾りなどとも言われる。衣類の縁を強調するとともに、デザインに立体感を与えたり、ロマンチック、可憐、ときにはゴージャスなイメージを作る。一般的に、レースはやや外向きに縫いつけて、ヒダが華やかに見えるようにする。フランスでは「ヴォラン」といい、これはテニスの「ヴォレ(飛ぶ)」から来ている。フリルのヒダが、浮いていることに因んだのだろう。英語で、フリル、フレア、フリンジなどは、ひらひらする、フラフラするという意味。2005年〜2006年のニューヨークコレクションでは、フリル使いをポイントにした作品が多数発表された。シルクやレースを使ったフリルは、大人の女性におすすめ。


フリンジ
フリンジとは、糸房状の縁飾り。布端の糸や紐を束ねたりかがったりしたもの。飾りだけでなく、布の端の処理をする目的もある。

フリンジは、ラテン語のフィムブリアが語源。フィルム(線条)から発展したフィルウム(糸、繊維、線維)と深い関わりがある。古代オリエント時代からすでに登場していて、当時は房が多いほど身分が高い証だった。現代では、マフラーやテーブルクロスなどによく使われている。生地の織り糸を数本ずつ結び、房にしたもので、その目的は布の縁の処理。端の糸を結ぶことにより、布のほつれを防いでいるわけだ。こうしたフリンジ端仕上げを施したものは、手間がかかることから、高価になる。現在では、装飾用として、別の糸をつける場合が多い。また西部劇でお馴染みのガンマンが着ている革のジャケットについている飾り紐もフリンジという。


フレアスカート
フレアスカートとは裾にフレアの広がりが出ているスカートの総称である。「フレア」は、アサガオ形の張りという意味。

フレアスカートは、裾のほうがアサガオ形に自然なウエーヴのあるスカートのこと。1枚仕立でフレアを出すものから、4枚はぎ、6枚はぎ、8枚はぎ、12枚はぎといったぐあいに、フレアを増やして、たっぷりとボリューム感のあるものまで、さまざまである。フレアの分量を増やしていった究極が、スカートを広げると円形にまでなる「サーキュラースカート」で、これもフレアスカートの一種。何枚かの布をはぎ合わせる「ゴアードスカート」も、またフレアスカートの派生形といってよい。裾が優雅に波打つ姿は、女性を美しくみせるので、絹や薄手の高級ウールでドレスに仕立てることも。ギャザーの技法と組み合わせた「フレアーギャザースカート」もある。


ブーツカット
ブーツカットとは、裾部分がわずかに広がり、裾口の後ろ部分が前に比べてやや長くなっているジーンズやパンツのこと。

ブーツカットは、ヒールが高めの靴を履き、起立したところまでを脚の長さとして丈を決めることから、足長に見えるデザインとして、幅広い年齢層の女性に人気のシルエットとなっている。日本では最初に美脚ジーンズとして人気が出始めたようだが、最近ではオフィスシーンにもすっかり定着。素材もコットンやストレッチだけでなくウール製品まで揃う。また、後ろ飾りのついたタイプやセンタープレスタイプ、カーゴパンツタイプとバリエーションも豊富で、ひと口にブーツカットといっても様々なシルエットが登場。女性にとってはまさにオールシーズン・あらゆる生活シーンに欠かせない、定番アイテムのひとつになった。


ブラックスーツ
ブラックスーツとは、まさに黒のスーツのことである。コーディネイト次第で幅広く使える分、着こなしには力量が問われる。

ブラックスーツは、ビジネスユース、カジュアルシーン、冠婚葬祭に至るまでカバー力の大きさが特長であるものの、けっして無難なアイテムではない。ダークスーツがビジネスユースの王道であるのに対して、ブラックスーツは一見無難だがじつは手ごわく、スーツの達人が最後に行き着くアイテムだといえる。どんな場合も黒という色は素材のよしあしをハッキリと映し出すことを肝に銘じることが必要。遊び人風に見られがちな、このアイテムを清潔なイメージで着るコツは、ジャストサイズを入手すること。近年、ネイビーやグレイといった正統派スーツより、ブラックが売れているようで、これは、諸男性のスーツへの自信と親しみの結果といえる。


ブラックフォーマル
ブラックフォーマルとは、和製英語で通常、喪服のことをいう。通夜、葬儀、回忌法要の正式な服装。3シーズン対応のものが多い。

ブラックフォーマルは、哀しみを代弁する服。正式なスタイルは、男性は羽二重で紋付きの羽織袴、あるいはモーニング。女性は羽二重の和服。家紋は地域によって、ないほうが正式とされることもある。洋装は、ワンピースやツーピース、アンサンブルなど。いずれの場合も、色は黒。ボタンやバックルなどの小物類は、光沢のないものを身につける。喪主や遺族以外は、略式でも失礼にはならず、黒いスーツなどで代用できる。とくにお通夜は、急いで駆けつけるという意味合いがあるので、ダーク系の色なら許される。法事でも喪服、あるいは略式の服を着るが、一周忌、三周忌、と回を重ねるごとに、哀しみの表現は少なくしていくのがしきたり。


ブランケットジャケット
ブランケットジャケットとは、北米インディアンが着用したコートが起源の、プルオーバー式防寒コート。

ブランケットジャケットとは、もともとネイティブアメリカン伝統のウール(ブランケット)・プルオーバー。ざっくり編まれた毛布のようなウール地、インディアンファッションのモチーフ柄、コンチョと呼ばれるボタンがついているのが特徴。昔、移民として渡って来た英国人が、羊の飼育、羊毛の染色、ウール製品の縫製までを一つの町で始め、その毛織物(毛布)をジャケットに仕上げたことから一般にも広まったといわれる。ブランケットジャケットの特徴でもある北米インディアンの砂絵をモチーフにした柄の数は、2000を超えるとか。カジュアルで個性的なコートとして、人気が高い。


ブリーフケース
ブリーフケースとは、ビジネス用の書類鞄のことで、持ち手のないタイプからショルダーまで幅広いバッグのこと。

ブリーフケースは、もともと書類を入れるビジネスマンのためのバッグとして広く知られていた。今ではビジネスマンのファッションも多様になり、女性も持つことが多くなったため、デザインも多様化。ハードタイプのしっかりした造りから、ナイロン地のソフトなタイプまで、さまざまなデザインが出ている。内側も、単に書類を入れるだけでなく、書類、パソコン、小物などが収納でき、携帯電話の外付けポケットなどもあるビジネス対応のバッグもある。男性向けのハードなバッグのイメージだったものが、ビジネスシーンの変化に合わせて、バッグも多様化してきている。


ブルゾン
ブルゾンとは、裾や腰を紐やベルトで絞り、背中にふくらみを持たせた活動的な上着のこと。

ブルゾンはフランス語で、英語ではジャンパーという。腰部分にはぐるりと紐が入っているかベルトになっているジャケットのこと。その紐を引くと布が絞られギャザーがよるため、背中に軽くふくらみが出る。ベルトで絞ってふくらみを出す場合もある。通常ウエスト丈か腰丈。動きやすいので、スポーツや作業用として着用するデザインも多い。また、腰部分が絞られているため風をさえぎる効果があり、屋外で着用する場合に向いている。


プリーツ
プリーツとは、畳み込んだ布の一部を固定し、衣類に装飾性や運動性、立体感を持たせた縫製の技法。ヒダそのものを指すこともある。

プリーツは、長い歴史を持つ技法で、すでに古代エジプトの腰衣に使われている。プリーツは通常の3倍以上の布を使うので、特権階級にしかできなかったおしゃれだ。また中世から近世にかけて、西欧の女性はすその長いドレスを着ていた。そのため歩きやすさを考慮してプリーツを多用した。ドレープやギャザーと違い、堅い印象があるものの、素材や織り幅によっては、柔らかさも表現できる。プリーツで有名なのは、18世紀に誕生したワトープリート。長くゆったりしたガウンの背中からすそまでの大きなボックスプリーツである。ロココ時代の画家、ジャン・アトワーヌ・ワトーの作品でよく描かれていることから、この名前がついたといわれる。


プリーツスカート
プリーツスカートとは、オール・アラウンド・プリーティド・スカートの略称。全体に襞(ひだ)をたたんだようなスカートの総称である。

プリーツスカートは、全面にプリーツ加工を施したスカートの総称である。部分的にプリーツをとったスカートは、その位置によって「サイドプリーツ」「バックプリーツ」などと呼び分けられる。「アコーディオンプリーツ」「サンバースプリーツ」など、プリーツ加工の種類によっても表情は違う。清楚なイメージを持つため、女子学生の制服に採用している学校も多数、たっぷりした布量が生み出す動きやすさも魅力。スクールユースとしてのお嬢さま感と、運動量に伴う機能性の両立がとれ「ワンウェイプリーツ」「ボックスプリーツ」が多用されるものの、デイリーケアや雨の日ケアは面倒である。女性の全般的な日常アイテムとしても人気は高く、プリーツ加工の種類、素材の違いによって、女性らしさの表現もさまざま広がる。


プリンセス・ライン
プリンセス・ラインとは、ウエスト部分を切り替えず、上下一続きになったシルエットのこと。

プリンセス・ラインはドレスやワンピース、コートの上下をウエスト部分で切り替えず、裁断しない一続きの布で体にそわせるため、縦の切り替えを駆使したシルエットをいう。19世紀末、イギリスのエドワード7世婦人である、アレクサンドラ王女が皇太子妃時代から好んで用いたことに由来して「プリンセス」の名がついた。直線的でありながら、ダーツなど縦の切り替えを駆使してスカート部分には優雅な女性らしさもあり、フレア使いもバリエーションが多い。何よりキュートな雰囲気が演出できるシルエットは、長年、多くの女性から、多彩なアイテムに取り入れられて幅広く愛されている。


プルオーバー
プルオーバーとは「頭からかぶって着る服」のこと。前後にボタンなどの開きがなく、かぶり式の衣服をいう。

プルオーバーは長袖で、腰丈またはウエスト丈の上着。特にセーターを指し、スマートで活動的な外着として19世紀末から20世紀初めに着用されていた。第一次世界大戦中は、軍用服として女性が編み、戦地で戦う兵士が着ていたという悲しい歴史がある。最近では素材が何かという点にはこだわらず、コットンなどでも、かぶって着るタイプの上着を単にプルオーバーと呼ぶ場合も多い。また、かぶり形式で丈の長いプルオーバーコート、プルオーバードレスがあり、どちらもルーズなシルエットをベルトなどで留めて着る。


プレッピー
プレッピーとは、金持ちの子息が多いことで知られているアメリカの名門大学の学生や、同校を目指す学生に支持されているスタイル。

プレッピーは、大学進学のためにある名門私立学校に通学している良家の子息、そして金持ちのお坊ちゃん、お嬢ちゃんの意味がある。対語は、反戦主義を唱えるイッピー(ヒッピー族)。プレッピールックは、彼らや、名門大学に在籍している学生のファッションの総称される。アイビールックに若々しいテイストを加えたこと、上質の服をさり気なく着くずすなどが特徴。1981年、日本でもプレッピーがブームになった。また1987年頃、渋谷にベーシックなポロシャツとジーンズを合わせた、昔のアメリカンカジュアルを彷彿させるファッションが登場。渋カジと名付けられたこのスタイルも、プレッピースタイルが元になっていると見られている。


プロパー
プロパーとは、英語で妥当な、正しい、固有の、専門の、本来のという意味。ファッション業界で正規価格の商品のことをいう。

プロパーは、小売店などがバーゲンなどをしない、本来の正価で販売する商品のことをいう。また自社製品の宣伝や、販売拡張などを行なう販売店援助担当者や、それに専門的に関わっている人をさすこともある。通常、シーズン末のバーゲンセール(大半は夏と冬の2回)以外は正価で販売するが、天候などの変動で売れ筋から外れた商品は、プロパー期間中でも正規価格から下げて販売することが多くなってきているという。また一般企業では、その会社が新人の頃から採用して生え抜きの社員のことをプロパーという場合もある。医療関係においては、病院に対する医薬品の販売に従事する人のことをプロパーという。


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